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外国人向けの実務者研修|資格の特徴や介護事業所のメリットを解説

  • 執筆者の写真: 干泥 信隆
    干泥 信隆
  • 2 日前
  • 読了時間: 10分

介護現場で働く外国人介護士や、外国人介護士を雇用する担当者様から、以下の声が多く聞かれます。


  • 日本語の授業についていけるか不安

  • 日本人向けの研修では内容が難しい

  • 外国人スタッフにレベルアップしてほしい

  • どのスクールを選定するか迷っている


介護現場で働く外国人介護士が増える一方で、介護福祉士を持っているスタッフが少ないという課題もあります。

この記事では、外国人介護士が実務者研修を取得するメリットや、介護事業所にとっての活用方法など、外国人向けの実務者研修について解説します。


外国人のスタッフを雇用している担当者様は、ぜひ最後までご覧ください。


外国人向けの実務者研修


外国人向けの実務者研修とは、外国人介護士がキャリアアップや技術向上を目的に、必要な知識と技術を体系的に学ぶための研修です。

カリキュラムは450時間以上に及び、介護福祉士国家試験の受験資格を得ることをゴールとしています。


通常の業務経験だけでは習得しにくい専門的な介護技術や医療知識を学べるのはもちろん、介護現場特有の日本語能力・コミュニケーション力の向上も同時に図れる点が特徴です。

外国人介護士にとっては、資格取得に向けた重要なステップであると同時に、日本での長期的なキャリア形成を支える基盤ともなる研修といえます。


外国人向けの実務者研修を実施する背景

日本の介護業界では、深刻な人材不足を背景に外国人介護士の受け入れが進んでいます。

2025年6月末時点で、特定技能「介護」の在留者数は54,916人以上に達しています。


2024年12月末時点では44,367人であり、半年間で1.2倍ほどに増加しています。

中でも、特定技能「介護」から在留資格「介護」に移行し、永続的に日本で働ける外国人介護士も増加しています。


今後も在留資格「介護」を所有する外国人介護士を増やすために、今日では「外国人向けの実務者研修」が注目されています。



実務者研修を受ける外国人の想定レベル

実務者研修を受講する外国人介護士は、主に「技能実習」「特定技能」の在留資格で介護現場に従事しているスタッフが対象です。


介護福祉士国家試験の受験資格を得るためには、実務経験3年以上を積んだうえで実務者研修の修了が必要なため、ある程度の現場経験が必要になります。


日本語レベルについては、受講者の多くがN3〜N4前後の日本語能力を持って研修に臨みます。※養成校によってはN2程度の能力が求められる場合があります。

日常会話はある程度こなせる一方で、医療・介護の専門用語になると理解が難しくなるケースがあります。


外国人向けの実務者研修では「日本語で専門知識をいかに分かりやすく伝えるか」が非常に重要になり、外国人の習熟度や言語的背景に合わせたカリキュラムが不可欠です。


外国人介護士が実務者研修を取得するメリット

外国人介護士が実務者研修を取得した場合、月々の給与が増加したり、国家試験に合格すれば在留資格「介護」へ移行できるメリットがあります。

本章では主なメリットを4つ解説します。


月々の給与が増える

実務者研修を修了すると、介護事業所から資格手当が支給される場合があります。

資格手当の相場は月額5,000円〜15,000程度とされており、初任者研修の修了者と比較して収入面でのメリットがあります。


また、処遇改善加算の仕組みによって、実務者研修の取得に応じて昇給する制度を設けている事業所では、実務者研修修了者も処遇改善の対象になる可能性があります。

資格を取るだけで毎月の手取りが変わるため、実務者研修は国家資格取得を見据えた費用対効果の高い投資といえます。


介護福祉士へキャリアアップを目指せる

実務者研修の修了は、介護福祉士国家試験の受験に必須の条件です。

3年以上の実務経験と合わせて受験資格が得られるため、実務者研修はキャリアアップへの直接的な入口となります。


介護福祉士の平均年収は約400万円と言われており、介護業界で年収を増やすためには確実なキャリアパスといえます。

外国人介護士にとっては、介護福祉士の資格取得が在留資格「介護」への移行にもつながるため、日本で長く働くために実務者研修の修了が不可欠となります。


サービス提供責任者へ昇格できる

実務者研修を修了すると、訪問介護事業所に配置が義務付けられている「サービス提供責任者」に就くことができます。

サービス提供責任者を目指す最短ルートは、実務者研修を修了することで、受講要件の定めがなく6ヶ月ほどで修了できます。


サービス提供責任者は、以下の業務を担うリーダー的ポジションです。

  • 訪問介護計画の作成

  • ヘルパーへの指示・指導

  • ケアマネージャーとの連携

現場のスタッフから、管理・指導する立場へステップアップすることが可能です。


コミュニケーションの質が向上する

実務者研修では、介護の専門知識のほかに、利用者の状態を的確に把握し、チーム全体で情報共有するための「介護過程」も学びます。


これにより、現場での報告・連絡・相談がより的確になり、日本人スタッフや利用者・ご家族との信頼関係が深まります。


専門用語の理解や研修を通して実習を行うことで、根拠をもって説明できる日本語の運用力が身につきます。


外国人介護師を雇用する介護事業所のメリット

スタッフが実務者研修の資格を取得することで、外国人介護士を雇用している介護事業所にとってもメリットがあります。

「サービス提供体制強化加算」や「離職防止」など、主なメリットを解説します。


サービス提供体制強化加算の算定が可能になる

サービス提供体制強化加算とは、介護職員のうち介護福祉士などの有資格者がどれだけ在籍しているかを基準に、質の高いサービス提供体制が整った事業所を国が評価・加算する仕組みです。


この加算を算定するには、事業所に在籍する介護福祉士の割合が一定水準を超えることが条件のひとつとなります。

例えば、通所介護の分野では、介護福祉士の比率に応じてⅠ〜Ⅲの3段階が設けられており、以下の表に示すように割合が高いほど上位区分を算定できます。


通所介護

加算I

加算II

加算III

単位

22単位/回

18単位/回

6単位/回

算定要件

・介護福祉士の割合が70%以上

・勤続10年以上の介護士が25%以上

・介護福祉士の割合が50%以上

・介護福祉士の割合が40%以上

・勤続7年以上の介護士が30%以上

※条件が2つある場合はいずれかに該当


多くの事業所では、はじめに加算IIIを取得し、加算II、加算Iを目指します。



介護福祉士への長期定着を促し離職を防止する

外国人スタッフが実務者研修を修了すると、介護福祉士国家試験の受験資格を取得できます。

資格取得という明確な目標設定とそれに伴うサポートを行うことで、スタッフ自体の「この施設で長く働き続けたい」というモチベーションが高まり、離職防止につながります。


慢性的な人材不足が続く介護業界において、採用コストは決して小さくありません。

外国人スタッフが実務者研修を経て介護福祉士へのキャリアパスを歩むことは、施設にとって優秀な人材を長期的に確保する最も現実的な方法のひとつといえます。


講座は通信と通学を組み合わせたハイブリッド型

実務者研修の多くは、通信課程と通学による実習を組み合わせたハイブリッド型で提供されます。


自宅での通信学習が中心のため、シフト勤務が多い介護現場でも、スタッフへの業務負担を最小限に抑えながら受講を進めることができます。


スクールによっては、首都圏内で駅近に施設を構えているので、働きながらでも柔軟に通いやすい仕組みを設けています。


介護福祉士国家試験対策のサポートも充実

実務者研修の修了はゴールではなく、その後も介護福祉士国家試験の合格までを見据えたサポートが受けられます。


例えば、Sakulaでは希望者への国家試験対策サポートを実施しており、オンライン講座や個別指導など、外国人スタッフが試験に向けて継続的に学べる環境を整えています。


研修から試験対策まで一貫して任せられる環境が整っている点は、忙しい現場担当者にとって大きな安心材料となります。


外国人から優良な職場として認知が高まる

外国人スタッフが安心して資格取得を目指せる環境を整えることは、事業所の評判づくりにも直結します。


母国語でのサポートや外国人専用のカリキュラムといった丁寧な支援を提供している事業所は、同じ国籍のコミュニティ内で「働きやすい職場」として口コミで広がる可能性があります。


外国人介護士が増加し続ける現状において、優秀な人材に選ばれる施設になることは、今後の採用力にも大きく寄与します。


実務者研修の支援体制を整えることは、長期的な視点でブランディングへの効果も期待できます。


Sakulaが提供する外国人専用の実務者研修養成施設

外国人介護士の実務者研修を検討するにあたって、指導方法やサポート内容は重要になります。

本章では、Sakulaが提供する外国人介護士専用の実務者研修養成施設について特徴を解説します。


特徴①分かりやすい日本語指導

Sakulaでは、以下3つの資格を併せ持つ講師が実務者研修を担当します。

  • 社会福祉士

  • 介護福祉士

  • 日本語教師

介護現場での10年以上の実務経験から、外国人が理解しやすい言葉を使って専門的かつ実践的な技術を指導します。


「日本語の授業についていけるか不安」という方でも、安心して学習を進められる体制が整っています。


特徴②充実した国家試験対策

実務者研修の目的は、最終的に介護福祉士国家試験に合格することです。

Sakulaでは希望者に対して国家試験対策サポートを実施しています。


日本語で実施される試験は外国人にとって易しくはないため、国家試験を見据えた学習習慣を身につけ、サポートを受けながら段階的に準備を進められる点がSakulaの強みです。


特徴③実習室は高田馬場駅から徒歩1分

Sakulaでは、実習場所として早稲田速記医療福祉専門学校を使用します。

JR山手線・高田馬場駅から徒歩1分とアクセスがいいため、働きながらでも通いやすい体制が整っています。


実務者研修は学習時間が約450時間と長いため、スクールを選定する際には「通いやすさ」も重要になります。


お申し込みから修了までの流れ

お申し込みから修了までは以下の流れになります。

STEP

内容

お問い合わせ

Webサイトのお問い合わせフォームから必要事項を入力を行い送信します。

教科書を発送

入金が確認でき次第、自宅学習用の教科書をお送りさせていただきます。

実務者研修の開始

教科書を使った通信制の自宅学習がスタートします。

7日間のスクーリング

早稲田速記医療福祉専門学校の実習室で、実際の介護現場を想定した講義や演習を行います。

実務者研修の修了

約6ヶ月で修了証を取得できます。


卒業生からのお声

実際にSakulaの実務者研修を受講した卒業生から、嬉しいお声をいただいています。

  • 外国人向きで分かりやすい言葉を使っているので、勉強がとても面白くなりました!

  • 説明がとても分かりやすい。授業の間にも冗談を言ったり、飽きないで勉強できました!

  • 言葉の説明だけではなく、イメージ的な説明も完璧でした!


外国人の目線に徹底的に寄り添い、知識を詰め込むだけでなく、現場で使えるイメージとして理解できるまで丁寧に教える姿勢を意識しています。


がいこくじんの、かいごしのかたへ

Sakulaの実務者研修は、外国人の介護士のために作られた研修です。

  • にほんごがむずかしくてもだいじょうぶ

  • せんせいは わかりやすい ことばで おしえてくれる

  • 24じかん、ぼこくごで しつもん できる


興味のある方は、ぜひお問い合わせください。


まとめ:外国人向けの実務者研修について解説

外国人介護士にとって、実務者研修の修了は給与アップやキャリアアップはもちろん、日本での長期的な生活基盤を築くための重要なステップです。


一方、介護事業所にとっても、外国人スタッフの資格取得支援はサービス提供体制強化加算の算定や人材定着につながるメリットがあります。


一般的な実務者研修は日本人向けに設計されているため、外国人介護士が十分に理解しながら学習を進めることが難しい場合があります。


Sakulaの実務者研修は、外国人専用のカリキュラム・やさしい日本語による指導を活用して、外国人介護士が確実に学びを深められる環境を提供しています。


「外国人スタッフに実務者研修を受けさせたい」とお考えの担当者様は、ぜひSakulaの実務者研修をご検討ください。

まずはお気軽にお問い合わせください。



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